尾林焼

尾林焼の歴史 五代目 水野英男   尾林焼 アクセス    

 

華文花器

水野英男 「華文花器」 
平成18年第26回長野県工芸展 長野県工芸会長賞受賞作

 口縁の三方をつまんだ輪花型のたっぷりしたうつわである。 華文は刻線により大きく配され、それらを彩る金が、あたかも夜空に咲いた花火のように鮮やかである。
熟練の技と大胆さが融合し、まさにこの作家の作陶史に大輪の花が咲いたものといえようか。
(工芸展審査講評より)


  ここ長野県南信州、飯田市尾林には、陶土が豊富にあり古くより焼物が焼かれてきた。  長野県下で最も古い尾林古窯は、慶長拾四年銘のある狛犬によって、その年代が判明した。
  その後、江戸時代後期嘉永年間に、初代水野儀三郎が、飯田藩の御用陶工として瀬戸から飯田に招かれ、後に土を求めてこの尾林へ築窯して現在の尾林焼が始まった。 
  以後現在も尾林では父祖伝来の登り窯を焚きつづけている。

 

 

〒399-2221 長野県飯田市龍江8132
電話 0265-27-3636 
お問い合わせはこちら
Copyright(C) 2007 Obayashiyaki All Rights Reserved.